主婦や子供に多いクレプトマニア(盗み癖)の原因とは 治療法はあるのか

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どもっ飯朔です。

「クレプトマニア」と言う言葉を聞いた事や、目にしたことはありますか?

マニアとつくので何か収集癖のことかとも思いますがそうではなく、もっと深刻な問題をはらんでいます。

「クレプトマニア」とはどういうものなのか調べてみました。

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クレプトマニアとは

「クレプトマニア」とは「窃盗症」の事を指します。

「窃盗」とは物を盗むことで、いわゆる「万引き」も「窃盗罪」と言う罪で捕まれば刑法225条により「10年以下の懲役か50万円以下の罰金」に処せられることになります。

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しかし、この「クレプトマニア」が一般の窃盗ではなく「症」と言う言葉が示すように一種の「疾患」であることが大きな問題となっています。

万引きを含め物を盗ると言う行為は、単純な物欲や転売することで利益を得ることが目的です。
ところがこの「クレプトマニア」はそうではなく「盗る」と言う行為自体を目的とした精神疾患とされています。

 

国際的な診断基準「DSM-5(精神障害の診断とマニュアル第5版)や
「ICD-10(国際疾病分類第10版)」にも記載されている世界共通の疾患です。

診断基準も決められています。

 

個人的に用いるためでもなく、金銭的価値のためでもなく、物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される。
窃盗におよぶ直前に緊張の高まりがある。
窃盗を犯すときの快感、満足、解放感を感じる。
盗みは怒りまたは報復を表現するためではなく、妄想または幻覚に反応したものでもない。
盗みは、行為障害、躁病エピソード、または反社会性人格障害ではうまく説明されない。

 

この疾患の人は物を「盗む行為」に快感を覚え、その快感をまた味わいたいがために「盗む行為」を繰り返します。

特徴的なこととして、盗んだものを捨てたり隠したりとか時には元の場所に戻すと言った行為が見られることです。

盗った次の瞬間にはその物に対する興味は薄れてしまいます

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クレプトマニアの原因は厳しい家庭環境にあった?

「クレプトマニア」のような一種の依存症の原因が家庭環境に求められることは多いようです。

余りにも厳しい家庭で育つと「ストレス」が大きくなり、そこから逃れるために「摂食障害」が起こり、「万引き」へと繋がることもあります。

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ただ厳しい家庭環境で育ったの人がすべてなる訳ではないので、そこにはやはり個人の資質も大きく関係してきます。

ストレスを感じやすい人の特徴として次の要因があります。

 

趣味などがあまりない人

責任感が強く、完璧を求めたがる人

周りに気を使い過ぎて疲れてしまう人

悩みをため込んで、吐き出せないタイプの人

 

こうした性格の人が「クレプトマニア」になり易いとされていますが、更に別な要因もあります。

「クレプトマニア」の専門医療施設である「大森榎本クリニック」のデータによると、この症状の50代以上が半数を占め、うち53%が女性との事。

全体としてみると65歳以上の女性だと言う事です。

 

この背景には「社会からの隔絶」による「孤独」が大きな原因で、そうした気持ちを紛らわすために「万引き」を繰り返します。

TV番組などで「万引きGメン」の特集などがあり、それを観るとやはり高齢の女性が多く、何度も繰り返す人が多いようです。

 

あの人達も恐らく「クレプトマニア」と診断されるのではないでしょうか。

このように「クレプトマニア」を引き起こす原因は一様ではなく、様々な社会環境が絡み合っています。

その為この「疾患」を克服するのにはかなりの時間と努力と忍耐、更には周囲の手助けも必要となります。

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どうすれば対処できるのか

クレプトマニアは「習慣」ではなく「精神疾患」であるため個人での対応は不可能です。

クレプトマニアであると発覚するのは「摂食障害の治療」や「繰り返す窃盗行為」により検挙されて初めて自分がそうであると言う事が分かります。

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早い時期に家族や周囲の人のサポートがあればいいのですが、こうした事は当然周りに言えるわけもなく、一人で悩み、悩みから逃れるために同じ行為威を繰り返すと言う悪循環に陥ります。

つい先日も、マラソンの女子選手で世界選手権の代表にまでもなった女性が「万引き」で捕まり書類送検されたと言う報道がありました。

 

彼女も現役時代の厳しい節制がストレスとなり摂食障害を起こし悩み万引きを繰り返すことになります。

彼女は「この状態から逃れるために捕まりたい」と言う気持ちもあったようで、今後は専門施設での治療で回復を目指すそうです。

 

つまりクレプトマニアを克服するためには、最終的には専門の施設でのカウンセリングを含めた治療を行う必要があると言う事です。

クレプトマニアの女性の体験談として、このようなものがあります。

彼女は治療を始めて5年になり、その間一度も「盗る」と言う行為はしていないにも関わらず、「盗りたい」と言う気持ちは消えないそうです。

その為の自己防衛として「目立つ服を着る」「透明なバッグを持つ」と言った行動で周りの目を意識することで自制しているとの事。

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この「クレプトマニア」と言う疾患を克服するにはこれだけの時間がかかり尚且つ完治できないと言う難しさがあります。

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さいご

皆さんの周りに摂食障害で悩んだり万引きを繰り返す人がいたら、もしかしたら「クレプトマニア」で悩む人かもしれません。

もし話が出来るのであれば、聞いてあげるのが治療への第一歩となります。

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